written by Ryohei Endo

受け継がれる伝統のなまはげ神事(男鹿 なまはげ柴灯まつり)

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おばんですryoです。

今日紹介するのは、ユネスコ無形文化遺産にも登録された、なまはげ身近に感じれる柴灯まつりについてです。

まず概要から説明します。

みちのく五大雪まつりの一つ「なまはげ柴灯まつり」は秋田県男鹿市北浦真山神社で行われます。

男鹿の冬を代表する祭りとして毎年2月第二金、土、日の3日間開催されます。

この行事は神事「柴灯祭」と民族行事「なまはげ」を組み合わせた観光行事です。

夕方18時から20時半まで行われます。

秋田に住んで3年目の自分ですが、今回初めて参加の参加です。

まず会場である真山神社には、道の駅おが オガーレから出ている臨時バスで向かいました。

道の駅おがは、JR男鹿駅を出て直進し、歩いてすぐの場所にあります。

臨時バスは、片道500円、往復1000円となっており、なまはげをモチーフとしたデザインになっていました。

チケット購入後無料のお汁粉も提供されており、寒い中とても温まりました。

帰りもチケットは購入できますが、混雑しますのでこの段階で往復チケットを購入することをオススメします。

臨時バスは電車の時間に合わせて、出ていますので乗り継ぎはスムーズに行くと思います。

道の駅おがから会場までは30分〜40分ぐらいで着きます。

駐車台数に限りはありますが、駐車場もありますので自家用車でも行けます。

会場にはなまはげ館、なまはげ伝承館があり、まつり開催期間16時から無料開放されています。

なまはげ館ではなまはげの歴史やなまはげ面の展示、衣装を着ての記念撮影ができます。

伝承館では、実際になまはげ行事の体験をすることが出来ます。

少し早めに来ても楽しむことができると思います。

開始30分前に会場の方に移動しました、入場料は1000円となっています。

会場には限定升のついた日本酒や、地域食材の出店が出ていますのでお腹の方も満たされると思います。

また会場には、1000円の有料の立ち見席があり、混雑時でも催事が見やすくなっています。

今回自分はこれを購入し見学しまたが、全体が見渡せ、ゆっくりまつりを堪能できました。

そしていよいよ柴灯まつりの開催です。

18時から神事「鎮釜祭・湯の舞」から始まり、実際のなまはげ行事の再現が行われます。

その後勇敢ななまはげ踊り、なまはげと和太鼓が組み合わされたなまはげ太鼓が演奏されます。

どれも見所があり、まつりは次第に盛り上がっていきました。

そしてメインイベントである「なまはげ下山」が行われます。

松明をかざしたなまはげが雪山を降りてくる光景は、勇壮かつ幻想的でとても魅了されました。

照らされた雪山に佇む、なまはげはとても迫力があります。

その後下山したなまはげが、柴灯火の周りを巡回します。

こんなに身近でなまはげを見れることは、中々無いですね。

ちなみのこの際落ちたなまはげのわらを、頭に巻くと頭が良くなり、財布に入れるとお金が貯まると言われています。

約2時間半の祭事でしたが、中身が濃く堪能させてもらいました。

伝統が受け継がれ、守られてきたからこそこの勇壮で幻想的な光景が観れるのだと思います。

これも日本の一種の宝ですね。

この伝統行事を堪能しに訪れてみては如何ですか。

ちなみに行かれる際は、完全防寒で行かれる事をオススメします。

かなり冷え込みますので。笑

男鹿には他にも見所がありますので、これから紹介していきたいと思います。

今日の投稿は以上です。