written by Ryohei Endo

岩手県盛岡市「岩手銀行赤レンガ館」ってどんな場所?クラシカルな館内の雰囲気を味わおう!

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おばんですryoです!

最近すっかり日が長くなってきましたね。気温も徐々に上がり夏が近いことを体感できます。今年はどんな夏になるのか今から楽しみです。

さて、今日は岩手県盛岡市にある「岩手銀行赤レンガ館」を紹介します。一際目を引き歴史を感じる外観の赤レンガ館は、一体どんな建物なのかお伝えします!

岩手銀行赤レンガ館とは?

岩手銀行赤レンガ館とは?

岩手県盛岡市の中心部に位置し、盛岡城跡からも近い場所に一際目を引くクラシカルな建物があります。それが「岩手銀行赤レンガ館」です。

1911年に盛岡銀行の本店行舎として建築された岩手銀行赤レンガ館、その後1936年に現在の岩手銀行である岩手殖産銀行に譲渡され本店として利用されていました。1983年に岩手銀行新社屋が完成したことで中ノ橋支店となり、2012年まで銀行業務が続けられた後、約3年半の保存修理工事が行われ、2016年から一般公開されています。また、岩手銀行赤レンガ館は、1994年に国指定重要文化財に指定されました。

赤レンガ館の設計を手掛けたのは、日本銀行本店や東京駅などを設計した明治洋風建築界の権威「辰野金吾」氏と盛岡市出身の工学士「葛西萬司」氏です。煉瓦組積造のルネッサンス様式で統一され、クラシカルな雰囲気を漂わせています。

岩手銀行赤レンガ館でクラシカルな雰囲気を味わう!

岩手銀行赤レンガ館でクラシカルな雰囲気を味わう!

岩手銀行赤レンガ館は一般に公開されており、2階建ての内部を見学することができます。ぜひ赤レンガ館のクラシカルな雰囲気をご自身の目で味わってみて下さい。

見学に際して、赤レンガ館は岩手銀行ゾーン(無料)盛岡銀行ゾーン(有料)の2つのゾーンに分かれています。

岩手銀行ゾーン

岩手銀行ゾーン

岩手銀行ゾーンは、地域や県内の産業・文化・経済活性化へ寄与するためのゾーンです。

無料ですのでどなたでも気軽に立ち寄れ、自由にエントランスホールや多目的ホール、ライブラリー・ラウンジを見学することができます。美しい館内を眺めながら、クラシカルな雰囲気をお楽しみ下さい。

また、多目的ホールは事前予約制でイベント開催や地域交流活動等に利用することができます。

盛岡銀行ゾーン

盛岡銀行ゾーンは、応接室や重役室・会議室などの赤レンガの重要施設を開館当時の姿で復元したゾーンです。

ぜひ復元された美しい内観を眺めながら、明治当時の雰囲気を味わってみて下さい。

また、銀行として活躍していた当時の資料なども展示されており、赤レンガ館の歩みや歴史を知ることができるほか、バーチャルシアターでは赤レンガ館の魅力や価値が紹介されています。

岩手銀行赤レンガ館 基本情報

岩手銀行赤レンガ館 基本情報
住所 岩手県盛岡市中ノ橋通一丁目2-20
開館時間 10:00~17:00(入館は16:30まで)
休館日 毎週火曜日 年末年始(12/29~1/3) ※施設の設備点検・修理等で利用できない日もあります。
入館料(有料ゾーン) 大人:300円 小・中学生:100円 (団体割引あり)
アクセス 【車で】盛岡南IC or 盛岡IC~岩手銀行赤レンガ館 約15分
【バスで】盛岡駅~岩手銀行赤レンガ館 (盛岡バスセンターななっく前下車 約10分+徒歩 約1分)

車で行かれる際は、岩手銀行赤レンガ館に駐車場はありませんので、近くにあるコインパーキングか市営駐車場の利用になります。

ぜひ岩手銀行赤レンガ館でクラシカルな雰囲気をお楽しみ下さい。

岩手銀行赤レンガ館まとめ
①国指定重要文化財の岩手銀行旧本店本館
②設計は「辰野金吾」氏と「葛西萬司」氏
③1911年開館当時の姿が復元され、一般公開されている