written by Ryohei Endo

新緑から紅葉まで楽しめる観光名所!秋田県仙北市「抱返り渓谷」とは?

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おばんですryoです!

今日は以前住んでいた秋田県のオススメ観光スポットについて紹介したいと思います。

秋田県仙北市にある「抱返り渓谷」は、独特の青い渓流が美しく、新緑から紅葉まで楽しめる観光名所です。

自然の美しい景色を見ることができる、オススメのスポットです。

抱返り渓谷とは?

抱返り渓谷とは?

抱返り渓谷」は雄物川の支流の玉川中流に位置し、全長約10kmにおよびます。県立自然公園にも指定されています。

名前の由来は、地形が非常に急峻で狭く、人がすれ違う際にお互いを抱き合って振り返った為と言われています。

東北の耶馬渓」とも呼ばれ、両岸の原生林と岸壁にかかる大小それぞれの滝、独特の美しいエメラルドブルーの渓流が流れています。

両岸の原生林は、アカマツ、ケヤキ、サワグルミ、ミズナラなど多種多様な樹種から形成されています。

新緑や紅葉の名所として知られており、特に紅葉の時期は多くの観光客で賑わっています。

遊歩道も整備され散策をしながら、自然が作り出した美しい景色を見ることができるオススメのスポットです。特に入り口近くにかかる吊り橋「神の岩橋」からの眺望は目を見張ります。

また広い川原もあり、水切りや川の音を聞きながらゆったりとした時間を過ごすこともできます。

抱返り渓谷はどこにある?

抱返り渓谷基本情報

住所 〒014-1113 秋田県仙北市田沢湖卒田
アクセス 【車で】○盛岡IC〜抱返り渓谷 約1時間15分 ○秋田市〜抱返り渓谷 約1時間15分
紅葉の見頃 10月下旬〜11月上旬
駐車場 駐車場あり(紅葉期間 協力金として普通車300円 ❇︎金額は変更になる場合があります。

抱返り渓谷は、田沢湖や乳頭温泉郷、みちのくの小京都と呼ばれる角館からも程近い場所にあります。

どれも素晴らしい場所ですので、一緒に訪れて見て下さい♪

抱返り渓谷で自然の美しさを満喫!

抱返り渓谷で見れる美しい景色を写真を添付しながら紹介したいと思います。少しでも抱返り渓谷がどんな場所かイメージを掴んでいただけたら嬉しいです♪

まず駐車場から遊歩道を歩いていくと抱返り渓谷のシンボル的「神の岩橋」が見えてきます。神の岩橋は、1926年に完成した秋田県で最も古い吊り橋です。

神の岩橋

神の岩橋からは、抱返り渓谷の美しく広がる景色を見ることができます。空の青、両岸に広がる原生林、川の青色が織りなす光景は芸術品のように美しいです。

抱返り渓谷景色

橋の下にある川原が広がり、水切りや川の音を聞きながらゆったりとした時間を過ごすことができます。

川原

水切り好きの自分にとっては嬉しい場所で、水切りをしていたら知らない人とも仲良くなれたのも良い思い出です。笑

散策路に入りると、自然が作り出した神秘的な光景をより感じることができます。

まず抱返り渓谷独特のエメラルドブルーの色をした美しい渓流が流れています。この独特の渓流の色は、玉川上流にある日本一の強酸性の温泉「玉川温泉」の影響によるものです。通常の渓流と違った景色を楽しむことができます。

エメラルドブルー

散策路反対岸には、美しい原生林が広がっています。紅葉の時期は、見事に色づいた木々の姿を楽しむことができます。紅葉の名所として知られており、その光景は一見の価値があります。

原生林

また散策路の木製の吊り橋や手すりにはコケが生えており、それがまた良い雰囲気を醸し出しています。海外から訪れていた方が写真を撮っていたので、自分も真似してパシャリ!よく見ているとコケも風情があって良いなぁと感じました。

コケ

散策路奥には「回顧(みかえり)の滝」があります。緑深い絶壁の間から落下する滝は二段となり名画のような美しさを誇り、渓谷1番の名所となっています。

回顧の滝

しかし現在「回顧の滝」は、2019年10月の台風19号の影響によって見ることができません。復旧が進みまた美しい回顧の滝の姿を見れることを願っています。

抱返り渓谷は、自然が作り出した美しい景色を見ながら散策できる場所です。豊かな自然に囲まれ森林浴をするのにも良さそうです。

ぜひ新緑や紅葉の時期に訪れてみて下さい♪