written by Ryohei Endo

2020年ドラゴンアイ!八幡平に現れる神秘の光景の現在の姿はどうなってる?

八幡平 岩手Blog 観光スポット 岩手

おばんですryoです!

電波が悪くグダグダになってしまいましたが、インスタライブを見に来て下さった皆さんありがとうございました。わずかでもライブでドラゴンアイを楽しんでもらえていたら幸いです。

さて以前にもこのブログで紹介したことのある八幡平「ドラゴンアイ」現在の様子が気になっている方も多いのではないでしょうか?

今日は2020年5月29日現在のドラゴンアイの様子や行かれる際の注意点を紹介します。

ドラゴンアイとは?

ドラゴンアイとは?

まず初めに「ドラゴンアイ」とはなんぞや?というところから紹介していきます。

岩手県と秋田県にまたがる標高1,614mの八幡平。十和田八幡平国立公園に指定され、火山帯独特の神秘的な自然の光景が広がっています。また、八幡平へと通じる「八幡平アスピーテライン」では、冬季の通行止めが解除されると道路両脇に高さ数メートルの「雪の回廊」が出現することでも有名です。

そんな八幡平の頂上付近には、「鏡沼」という沼があるんです。その鏡沼の雪解けの様子がまるで龍の目のように見えることから、この光景は「ドラゴンアイ」と呼ばれています。

このドラゴンアイが見れるのは、5月下旬から6月上旬のわずか2週間の限られた期間だけ! それに加えその年の降雪量や雪解けの状況によっても、見える時期や見え方も異なります。中央部の目の部分が上手く形成されない年もあるんです…。

そのことからドラゴンアイは、2度と同じ姿を見ることのできない自然が作り出す神秘の光景とも呼ばれています。

ドラゴンアイができる仕組みは、冬から春にかけて大量の雪解け水が鏡沼へと流れ込み、中央部の残雪が浮力により持ち上がります。その後気温が上がり雪解けが進んでいくと、浮き上がった残雪の中心部から雪が溶けはじめ龍の目を形勢。これがドラゴンアイができる仕組みです。

2020年ドラゴンアイの現在の姿は?

さぁそんなドラゴンアイ、現在どうなってるのか気になりますよね?

まず言葉で説明するよりも画像を見てもらいましょう。

ドラゴンアイ

2020年5月29日現在中央部分が溶け切っておらず、まだドラゴンアイは開眼に至っていません。このまま上手く雪解けが進めば、ドラゴンアイの完成は来週あたりですかね。完成まで至らない年もあるそうなので、今年は上手く完成まで行って欲しいですね。

まだ完成には至っていないドラゴンアイですが、やはりその姿は神秘的で美しいです。目の縁にあたる沼の部分も塵や木屑などの沈着が進んでおり、光が差し込むとスカイブルーに輝きます。完成前でこれですから、完成したらより神秘的な光景になるのは間違い無いですね。

ドラゴンアイへのアクセスや行く際の注意点!

ドラゴンアイへのアクセス

ドラゴンアイへのアクセス

ドラゴンアイは、八幡平山頂レストハウスから徒歩約15分ほどの場所にあります。

駐車場は、八幡平山頂レストハウス(有料: 普通車/500円 二輪車/100円)とレストハウスから少し下った場所にある無料駐車場の2ヶ所です。無料駐車場からレストハウスまでは徒歩約5分くらいとなっています。

車でのアクセス

  • 東北自動車道「鹿角八幡平IC」~ 八幡平山頂レストハウス 約1時間20分
  • 東北自動車道「松尾八幡平IC」~ 八幡平山頂レストハウス 約40分

バスでのアクセス

  • JR盛岡駅 ~ 八幡平山頂レストハウス 約2時間

見に行く際の注意点

見に行く際の注意点

気温が上がってきて初夏の訪れを感じる今日この頃ですが、八幡平山頂付近はそうはいきません。

まだまだ残雪が多く残り、標高も高いこともあって風が強く吹き寒く感じる時があります。。それに加え山の天気は変わりやすいこともあり、きちんと防寒対策もしましょう。動くと暑くなることもあるので、すぐ着たり脱いだりできるものがベストかと思います。

また、ドラゴンアイを見にいくためには残雪の上を歩いていくことになります歩きやすいトレッキングシューズや長靴などがオススメです。普通のスニーカーでも行けないことはないですが、去年それで行った自分は後悔しました…笑

今年はコロナウィルスへの感染症対策も必要です。緊急事態宣言は一応解除されましたが、まだまだ油断はできません。行かれる際は屋外とはいえ、感染症対策への配慮をお願いします。

今年は無理という方は、自分のtwitterで動画を載せています。せめて映像だけでも楽しんで貰えたら嬉しいです。そして来年こそは、八幡平の神秘光景を見にいらして下さい。

2020年5月29日現在のドラゴンアイまとめ
①2020年5月29日現在、中央部が溶け切っておらずドラゴンアイは未完成
②このまま上手く雪解けが進めば、完成は来週あたりになりそう
③まだ完成には至っていないが、その姿は神秘的で美しい