written by Ryohei Endo

海街diaryのロケ地にもなった藤三旅館とは?立って入る日本一深い岩風呂を楽しめる!

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おばんですryoです!

マニラでの英語留学から帰ってきて、温泉や家のお風呂で足を伸ばしてゆっくり浸かることの良さ改めて実感しています。

シャワーでも不便はないですが、やっぱり日本人としては湯船に浸かりたくなります。

温泉やお風呂に浸かりながら、ゆっくりと日々の疲れを取る時間最高ですよね。

岩手にはたくさんの良い温泉があります。今日はその中で、花巻市にある鉛温泉「藤三温泉」について紹介します。

小説の舞台や宮沢賢治もよく訪れた歴史ある旅館で、映画「海街diary」のロケ地にもなっています。

立って入る日本一深い岩風呂「白猿の湯」が有名です。

藤三旅館とは?

藤三旅館とは?

藤三旅館は、岩手県花巻市の自然豊かな奥羽山脈の中腹に位置する、花巻南温泉峡「鉛温泉」唯一の一軒宿です。

すぐそばには豊沢川が流れており、川のせせらぎも楽しめる旅館です。

開湯は600年程前に、カツラの木の根元から湧出する泉に白猿が浸かっていたところを発見したのが始まりとされています。

1841年に現在の形として創業された、歴史ある温泉旅館です。

新日本百名湯」、「日本温泉遺産」にも選ばれており、5本の源泉を有し、「源泉100%掛け流し」の温泉を楽しむことができます。

旅館は木造三階建て・総けやきづくりで歴史の風格を感じ、「千と千尋の神隠し」に登場する湯屋を連想させます。

田宮虎彦の小説「銀心中」の舞台になり、宮沢賢治もよく訪れ、童話「なめとこ山の熊」でもうたわれています。また長澤まさみや広瀬すずなど出演の映画「海街diary」のロケ地にもなっています。

日本一深い自噴天然岩風呂「白猿の湯」が有名で、深さは1.25mで立って入る珍しい温泉です。白猿の湯は混浴となっていますが、女性専用の時間も設けられていますので女性の方も安心して入ることができます。

また露天風呂のそばには豊沢川が流れ、川のせせらぎを聞きながらゆったりとした時間を過ごすことができます。

藤三旅館基本情報

藤三旅館基本情報⬇️

住所 〒025-0252 岩手県花巻市鉛中平75−1
日帰り入浴料金 大人700円 こども500円
日帰り入浴営業時間 7:00〜21:00 最終受付20:00まで
アクセス 【車で】○花巻南IC〜藤三旅館 約20分 ○花巻空港〜藤三旅館 約35分 ○新花巻駅〜藤三旅館 約35分
公式HP https://www.namari-onsen.co.jp/index.html

近くには鉛温泉スキー場、花巻市内には宮沢賢治童話村などありますので一緒に訪れて見て下さい!

藤三旅館に日帰り入浴へ!日本一深い岩風呂や川のせせらぎの聞こえる露天風呂を堪能!

雨がしとしとと降る中、藤三旅館へ日帰り入浴に行ってきました。

普段の雨は嬉しくないけど、温泉街でしとしと降る雨はどことなく風情があって好きですね。快晴も良いですが、温泉街の雰囲気としとしと降る雨はマッチすると自分の中では思っています。

花巻南温泉峡の入り口から少し登り、鉛温泉スキー場を少しすぎたあたりを右折すると風情ある藤三旅館が見えてきました。

坂の上の駐車場に車を停め、坂を歩いて降ると趣ある藤三旅館の玄関がお出迎えしてくれました。

藤三旅館

玄関を抜けると、赤の絨毯を基調とした広間があり、窓からはすぐそばを流れる豊沢川を眺めることができます。

エントランス 豊沢川

海街diaryなどのサインも飾られていました。有名作のロケ地に岩手が選ばれたのは、とても嬉しいですね。

サイン

また玄関入ってすぐ脇には、御座敷の休憩スペースもあります。個人的に囲炉裏がある和風の空間とても好きで、落ち着くことができるので嬉しいですね。

和室

フロントで料金を払い、いざ温泉へ。白猿の湯は、女性専用時間帯だったので、先に桂の湯に入ることにしました。

桂の湯は、内風呂1つと露天風呂が2つあります。露天風呂のすぐ脇には、豊沢川が流れています。

川のせせらぎを間近で聞きながら、外の景色を眺め至福の時間を堪能できました。しとしと降る雨も温泉に入っているととても心地良かったです。

温泉でまったりする時間は、日本人に生まれて良かったと実感する瞬間です。

ちょうど他のお客さんが居ない時間だったので、フロントの方に許可を得て写真を撮ることができたのでお風呂の雰囲気を紹介します。

桂の湯 桂の湯1 露天風呂

少し広間で休憩して、次は藤三旅館名物の白猿の湯へ。

扉を開けて階段を降ると、広い部屋の真ん中に白猿の湯があります。

天然の岩をくり抜いて作られたお風呂の底からは、透き通った源泉が湧き出しています。水深は1.25mあり、立って入る温泉は不思議な感じがしました。

普段の温泉と違いぷかぷか浮いている感じがして楽しく、天井が高く部屋も広いため開放感を味わうことができます。

白猿の湯は混浴になっていますが、女性専用時間帯があるので女性の方でも安心して利用する頃ができます。女性専用時間帯や白猿の湯の様子は、公式HPで確認することができますのでご利用ください。

のんびりと合計1時間半程温泉に浸かり、とても良い時間を過ごすことができました。

藤三旅館では歴史ある建物の中で、自然をすぐそばで感じられる露天風呂や名物の日本一深い岩風呂を満喫することができます。

もちろん宿泊をすることもできますので、花巻を訪れた時はぜひ利用して見て下さい♪