世界遺産平泉に初詣に行こう
おばんですryoです。
明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。
今日は、2011年に世界遺産に登録された平泉で、初詣にオススメな毛越寺と中尊寺について紹介します。
お正月中どちらも県内外からの参拝客で賑わっています。
初詣に行きながら、平泉の歴史を体験してみてはいかがでしょうか
また参拝だけでなく、座禅や写経の体験も行えるそうです。
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毛越寺(MOTSUJI TEMPLE)

毛越寺とは?
毛越寺は慈覚大師円仁が開山し、藤原氏二代基衡(もとひら)から三代秀衡(ひでひら)の時代に多くの伽藍が造営されました。
往時には堂塔40僧坊500を数え、中尊寺をしのぐほどの規模と華麗さであったといわれています。
奥州藤原氏滅亡後、度重なる災禍に遭いすべての建物が焼失したが、現在大泉が池を中心とする浄土庭園と平安時代の伽藍遺構がほぼ完全な状態で保存されています。
毛越寺公式HPより
毛越寺の見所

毛越寺では、大泉が池を中心に作庭された美しい浄土庭園を見る事ができます。
四囲の樹木と大泉が池の浄水が織りなす景観は、日本最古の作庭書「作庭記」の思想や技法を今に伝える貴重な庭園となっています。
池の周囲を散策し庭園の美しさを360°楽しみながら、当時の情景を今に伝える景観を楽しんでみてはいかがですか。
アクセス
車(平泉前沢ICまで 平泉前沢ICより約10分)
- 仙台宮城ICから約1時間10分
- 盛岡ICより約50分
- 一関ICより約15分
JR東北本線(JR Tohoku main line) (平泉駅より徒歩約7分)
- 一ノ関〜平泉 9分
- 花巻〜平泉 47分
- 盛岡〜平泉 1時間27分
町営毛越寺駐車場
- 収容台数:330台
- 料金:大型車 750円、マイクロ 600円、普通車 300円、自動二輪 50円
中尊寺(Chusonji Temple)

中尊寺とは?
中尊寺は嘉祥3年(850)、比叡山延暦寺の高僧慈覚大師円仁によって開かれました。
その後、12世紀のはじめに奥州藤原氏初代清衡公によって大規模な堂塔造営が行われました。
清衡公の中尊寺建立の趣旨は、11世紀後半に東北地方で続いた戦乱(前九年・後三年合戦)で亡くなった生きとし生けるものの霊を敵味方の別なく慰め、「みちのく」といわれ辺境とされた東北地方に、仏国土(仏の教えによる平和な理想社会)を建設する、というものでした。
それは戦乱で父や妻子を失い、骨肉の争いを余儀なくされた清衡公の非戦の決意でもありました。
中尊寺公式HPより
中尊寺の見所

中尊寺創建当初の姿を今に伝え、平泉の黄金文化の象徴といえる金色堂。
松尾芭蕉が残した俳句『五月雨の振り残してや光堂』としても有名では無いでしょうか。
極楽浄土の有様を具体的に表現しようとした清衡公の切実な願いが込められた、往時の工芸技術が集約された御堂です。
堂内の黄金に輝く荘厳な姿は目を見張るものがあり、一見の価値があります。
金色堂や中尊寺本堂に通じる月見坂は、傾斜もあり少し歩く事になりますので歩きやすい靴での参拝をオススメします。
アクセス
車(平泉前沢ICまで 平泉前沢ICより約10分)
- 仙台宮城ICから約1時間10分
- 盛岡ICより約50分
- 一関ICより約15分
JR東北本線(JR Tohoku main line) (平泉駅より徒歩約25分)
- 一ノ関〜平泉 9分
- 花巻〜平泉 47分
- 盛岡〜平泉 1時間27分
駐車場
- 第1駐車場「本堂まで約850m」
- 第2駐車場「本堂まで約700m」
- 料金:共に大型車:950円 マイクロ:800円 普通車:400円 自動二輪:50円