岩手とマニラの意外な共通点とは?実は似ている部分もあった!
おばんですryoです!
マニラでの4週間の英語留学をして、実際にマニラでの生活も体験する事が出来ました。
南国のマニラと雪国の岩手、一見全く違う様に感じますが、意外と似ている部分もある事が分かりました。
今回は、自分が感じた岩手とマニラの意外な共通点についてご紹介したいと思います。
家族の繋がりが強い

まず始めに自分が感じた、フィリピンの方の性格の傾向から紹介します。
フィリピンの方は陽気で明るく、幸せそうな人や笑顔な人がとても多い印象を受けます。
また、社交的で自分の考えや意見をはっきり伝えてくれるし、同時に相手に対しても寛容で意見や考えを受け入れてくれます。
ただ、時間や約束事に少しルーズだったり、物事に適当だったりする面も少しあるように感じます。
そして1番印象的なのは、家族をとても大切にしており、絆が強いことです。
家族との繋がりを大事にしており、助け合いながら生活しているそうです。
岩手も家族や地域の方との繋がりが強いと感じています。
特にその事を感じたのは2011年の東日本大震災の時です。自分が当時高校3年生になる年に震災を経験しました。
とても大変で悲しい経験でしたが、同時に家族や地域とのつながりを強く感じました。
決して1人では乗り越えられない状況でしたが、家族や地域の方々などがいたからこそあの困難な状況を耐える事が出来たのだと思います。
まだ復興は終わってはいませんが、徐々に元の姿を取り戻しつつあるのは家族や地域が1つになって協力する事が出来たからだと感じています。
また普段日常生活を送っていても、家族や地域の方々と支え合うことも多いです。
そういった面では、フィリピンや地方に違いはないと感じました。
優しい人が多い

治安が悪いというイメージがまだ残っているマニラですが、実際英語留学をしていて危険だと思ったことはありません。
もちろん岩手と比べて完璧に安全とは言い切れません。
しかし個々にきちんとした防犯意識を持つこと、相手に対してきちんと敬意を払うことで犯罪に遭遇するリスクは大きく下げられると感じています。
むしろ今回の英語留学で危険だと思う事より、マニラの方の優しさを感じる場面の方が多かったです。
自分が街で物を落とした際に、気付いた方が知らせてくれたり、Grabのドライバーは日本に対しての考え方や英語を教えてくれたりしました。
また留学先のスタッフの方はタガログ語を教えてくれたり、先生方も親切で、自分が日本についた際「無事についた?」と連絡をくれたりしました。
この他にもマニラの方の優しさに触れる場面が多かったです。
岩手も優しい方が多いですね。
道が分からなくて道を尋ねたら、目的地まで案内してくれたり、困っていたらすぐ助けてくれたりします。
つい先日も大原水かけ祭りで水桶を買った際、見知らぬ自分を家に上げてくれ甘酒とおにぎりをご馳走になりました。
地域の方と助け合うことも日常茶飯事ですしね。
岩手とマニラの人の優しさには助けられています。
味付けの濃い料理が多い

マニラの生活中、食事で困ったことはありませんでした。
自分が留学したBasic English Campでは日本人好みの味付けがされた美味しい食事を食べることができますし、食事がない日でもカフェやレストランでの食事を楽しむ事が出来ました。
フィリピンでは肉料理が中心で、濃い目の味付けがされた料理が多いと感じています。
調味料の違いなどで多少味付けは異なりますが、濃い味好きと言われる東北人にはむしろ好まれる味ではないでしょうか。
東北の料理も濃いめの味付けがされたものが多いですからね!
ただ肉料理中心の食生活になりやすく、意識して野菜を摂取しないと野菜不足になりがちです。
また魚料理もありますが、揚げたものが多い印象です。
岩手に帰ってきて、野菜と海鮮類の美味しさを再確認しています。
車社会で渋滞が起こる

岩手の面積は全国第2位と非常に大きいです。
そんな岩手で生活をしていく上で、車は非常に重要です。
車の所持率もかなり高かく、まさに車社会と言って良いのではないでしょうか。
実際車がないと、不便な事が多いですからね。
それに伴い通勤時間帯や連休期間、路面凍結が起きた日など渋滞も起きます。
マニラも車社会で、渋滞が起きやすいです。
道路の整備も進み、電車などの公共交通機関も発展しています。
しかし、車やジプニー、トライシクルなどの自動車での移動がメインになります。
雨の日などは特に渋滞が酷くなるみたいです。
どちらも移動する際は、時間に余裕を持って移動した方がオススメですね。
1つ驚いたのは、マニラでは日本車がよく走っている事です。
調べたところマニラでの日本車のシェアはなんと80%もあるそうです。
そりゃよく見かけるわけですね。
Grabのドライバーに聞いてみたところ、日本車は丈夫で長持ちする日本の技術はすごいとおしゃっていました。
マニラでも日本の技術が活かされているのは、非常に嬉しかったです。
お祭りや行事での盛り上がり

お祭りや行事での盛り上がりがスゴいという共通点も見つかりました。
普段は少し大人しい岩手県民ですが、祭りや行事の時は違います。
みんな全力で行事や祭りを盛りあげます。
岩手にはたくさんのお祭りがあり、どれもたくさんの熱量に溢れ見ているだけで楽しめるもが多いです。
マニラもイベント時の盛り上がりが強いと思っています。
特にキリスト教の方が多いのでクリスマスシーズンの街全体がお祝いムードになるみたいです。
自分がマニラに行ったのは1月上旬でしたが、まだクリスマスの飾りなどが残っていました。
今度は、クリスマスシーズンにもマニラに行ってみたいと思います。
全く違う場所の様に感じていた岩手とマニラですが、実際生活してよくみていると意外と共通点がある事が分かりました。
現在ではマニラとの行き来もしやすくなっており、お互いの交流も増えていけば嬉しいと。