八幡平に「龍の目」が現れる!?ドラゴンアイを知っていますか?
おばんです岩手!ryoです。「おばんです岩手」岩手に住む人なら聞き慣れたフレーズですよね。
今日は、少し季節を先取りして八幡平の雪解けシーズンに姿を現す「ドラゴンアイ」を紹介します。
昨年自分が行った時には、雪解け始めで完成形のドラゴンアイを見る事が出来ませんでした。
今年は、完成したドラゴンアイを見にいきたいと思います。
ドラゴンアイって何?
まずドラゴンアイについてご説明します。
岩手と秋田にまたがる八幡平の頂上付近にある「鏡沼」の雪解けの様子が、まるで龍の目のように見えることから「八幡平ドラゴンアイ」と呼ばれています。
5月下旬から6月上旬の約2週間の限られた期間にしか、見ることの出来ない自然の神秘です。
なぜこのような形になるかというと、冬から春にかけて大量の雪解け水が沼に流れ込み、中央部が浮力で持ち上がります。
さらに暖かくなり雪溶けが進むと中央部の中心の雪から解けはじめ、龍の眼が形成され「ドラゴンアイ」が完成します。
ドラゴンアイの見所は?
同じ姿を2度と見れない、神秘的光景
ドラゴンアイの見所は、なんといっても鏡沼に現れる龍の目のような神秘的姿です。
ドラゴンアイは、その年の降雪量や雪溶け状況によって出来る時期や見え方も変わります。
中央部の目の部分が上手く形成されない年もあるみたいです。
なので2度と同じ姿を見る事の出来ない、奇跡の光景とも言えますね。
天候状況によって、沼の青色も変化しますし、どんな姿が見れるか行ってからのお楽しみになります。
ちなみに八幡平市観光協会様のHP「八幡平だより」で最新のドラゴンアイの様子を確認する事が出来ますので、参考にしてお出かけください。
ドラゴンアイの周辺にも魅力が!
ドラゴンアイ周辺にも魅力があります。
まず八幡平頂上向かう際に通る八幡平アスピーテラインでは、道路両端に高さ数mの雪が残り壁のような「雪の回廊」を見る事が出来ます。
またドラゴンアイが出来る鏡沼の他にも、八幡沼やガマ沼などもあります。
またそれを巡る約1時間のトレッキングコースもありますので、八幡平の自然を満喫できます。
こんな綺麗な景色も見る事が出来ますよ。

ドラゴンアイを見にいきながら、八幡平を満喫してみてはいかがですか?
八幡平には良質な温泉もたくさんありますし。
見に行くときの注意点
神秘的なドラゴンアイを見ながら、八幡平の自然を満喫するための注意点を紹介します。
まずは、寒さ対策をしっかりしましょう!
5月後半といっても、ドラゴンアイが見れる山頂付近はまだまだ寒いです。
5月になると次第に暖かくなりそのまま油断して行くと痛い目を見ます。
風も強いので、冬型の装備で行くことをお勧めします。
また残雪が残っているので靴も、トレッキングシューズや長靴などの歩きやすい靴をオススメします。
自分は、普通のスニーカーで行って後悔したので。笑
日差しが強い日もありますので、帽子やサングラスもあったほうが良いかもしれません。
アクセス
ドラゴンアイは、八幡平山頂駐車場(一部有料 普通車500円 二輪車100円)より徒歩約15分の場所にあります。
有料駐車場の方がドラゴンアイまで少し近くなります。
八幡平山頂駐車場までの所要時間を記載します。
車で
- 東北自動車道「鹿角八幡平IC」➡八幡平山頂 約1時間20分
- 東北自動車道「松尾八幡平IC」➡八幡平山頂 約40分
バス
- JR盛岡駅 ➡八幡平山頂 約2時間(※運行時間要確認)
- JR鹿角花輪駅➡八幡平山頂 約1時間30分(※運行日要確認)
「八幡平・安比宿泊者無料シャトルバス」もあるみたいです。
宿泊を考えている方は、こちらの利用もいいかもしれません。