名勝指定県内第一号の猊鼻渓ってどんな所?
おばんです。朝起きていきなりの一面雪景色に驚いたryoです。
昨日までは、全く雪が無かったのに、一気に冬らしさが戻ってきました。
今日は、一関東山にある猊鼻渓について紹介します。
舟下りや運試しなど、猊鼻渓の魅力を伝えていこうと思います。
猊鼻渓ってどんな所?
猊鼻渓は、一関市東山にあります。
北上川支流の砂鉄川沿いに、高さ50mを超える石灰岩の岸壁が、およそ2kmにわたって続く渓谷です。
国の史蹟名勝天然記念物に指定されています。ちなみに猊鼻渓は名勝指定県内第一号で、日本百景のひとつに数えられます。
紅葉をはじめ、藤の名所としても名高く、冬場は雪景色を堪能する事が出来ます。
四季を通じて、様々な景色を楽しめるそんな観光スポットになっています。
猊鼻渓の魅力は?
自然の景色を楽しめる舟下り
猊鼻渓の一番の魅力はなんと言っても舟下りだと思います。
往復約90分のコースを、自然が作り出した壮大な渓谷や季節毎の美しい景色を舟の上からゆっくりと眺めながらまわります。

船頭さんが、ガイドもしてくれますので、見所を見逃す事もないです。
ちなみに最初の往路舟は、川を遡る方向に出発します。
これは日本国内の河川観光では非常に珍しく、手漕ぎ舟で乗客が川を遡る観光地でもあります。
猊鼻渓の手漕ぎ舟は、船頭さんが棹一本で操縦しています。
川の流れを見ながら、棹一本で舟を巧みにあやつるまさに匠の技ですね。
帰りの舟下りでも、また景色を楽しむ事が出来ます。
さらにクライマックスで船頭さんが「げいび追分」を歌ってくれます。
猊鼻渓の景色に船頭さんの歌声が響き、より一層風情が深まります。
12月〜2月の期間は、こたつ船になっており、こたつで温まりながら景色を堪能できますよ。
こたつのぬくぬく出来る感じとても好きなんで、このサービス自分は大好きです。
もう一つの楽しめ運試し
猊鼻渓のもう一つの楽しみに運試しがあります。
猊鼻渓の舟下りでは、一番奥の三好ヶ丘で少し自由時間があり、そこで運試しを行う事が出来ます。
うん玉と呼ばれる石を、一ヶ所開いた穴に投げて入れば願いがかなうと言われています。

この穴の周りよく見ると、猪の横顔みたいにも見えますよね。
ちなみにうん玉には、「福」「縁」「寿」「愛」「願」「運」「恋」「絆」「禄」「財」の10種類の文字が書かれています。

自分が叶えたい願いに関係するうん玉を選びましょう。
穴まで少し距離があるので、これが中々入らないんですよ。
100円で5個のうん玉が買えるので、5回のチャンスがあるんですが、自分は一個も入りませんでした。
昔一応野球部だったんですけどね。笑
でもやるだけでも楽しめます。海外から訪れていた家族も楽しそうにやっていました。
うん玉は、お土産としても持って帰っても良いそうです。
舟下り情報
料金
- 大人1,800円
- 小学900円
- 幼児200円(3歳以上)
※各種団体割引あり、ペット(子犬、猫等)も200円で舟に乗せる事が出来ます。(屋形船除く)
運行時間は、猊鼻渓HPをご確認ください。
アクセス
猊鼻渓所在地:岩手県一関市東山町長坂 町 467番地
電車でのアクセス
JR一ノ関駅→JR大船渡線・猊鼻渓駅下車 徒歩約5分
車でのアクセス
東北自動車道一関IC→東方面県道19号一関~大東線→猊鼻渓 約30分
東北自動車道水沢IC→国道343号線途中県道→猊鼻渓 約40分
駐車場船着場周辺にあり 有料(500円)&無料
げいびレストハウス・ひがしやま観光ホテル前等(無料)
定休日
なし 荒天時は欠航になることもあります