written by Ryohei Endo

【登山】岩手山とは? 標高2,038mに挑戦!登山ならではの景色を楽しむ!

八幡平 岩手Blog 観光スポット 岩手

おばんですryoです!

秋になる様々な場所で紅葉が進みつつありますね。山々も黄色や紅に色付き、この時期だからこその絶景を見れるのも秋の魅力の一つです。みなさんのお気に入りの紅葉スポットは何処でしょうか?

さて今日紹介するのは岩手県のシンボルの一つとして多くの方が知っている「岩手山」です。今まさに秋深まる岩手山に実際に登山にも行ってきましたので、かかった所要時間なども紹介します。

岩手山とは?

岩手山とは?

岩手県のシンボルでもある山といえば知っている方も多くいるのではないでしょうか?

岩手県八幡平市、滝沢市、雫石町にまたがる「岩手山」は標高2,038mの岩手県最高峰であり、県のシンボルの一つです。また、日本百名山にも選定され、山の形が日本最高峰である「富士山」を静岡県側から眺めたものと似ており、その片側が削げているように見えることから「南部片富士」とも呼ばれています。

岩手山は別名「巌鷲山(がんじゅさん)」とも呼ばれ、これは春に盛岡側から見た表岩手山の雪解けの形が飛来する鷲の形に似ていることから付けられたと言われる。本来「いわわしやま」と呼ばれていたが、その音読みが「岩手(がんしゅ)」似ており、転訛して「岩手山(いわてさん)」となったことが山名の由来の一つとされています。

古来より信仰の山でもあり、山頂外輪には囲むようにして石仏が鎮座されている。植生も豊かであり、県内外から多くの登山客が訪れる岩手を代表する山です。

標高2,038mに挑戦!登山ならではの景色を楽しむ!

標高2,038mに挑戦!登山ならではの景色を楽しむ!

そんな岩手を代表する存在である岩手山。先日お誘いをいただき登山に挑戦してきました。

今回は岩手山 馬返し登山口を出発点とする柳沢コースからの登頂です。このコースは古くから信仰登山の表参道であり、入山者が多い人気のコースになります。

柳沢コースから山頂までの到着時刻目安は以下の通りです。登る方の体力や休憩の取り方によって変わりますが参考にどうぞ。

馬返し登山口~2.5合目 1時間10分
2.5合目~7合目 2時間20分
7合目~山頂 55分
合計 4時間25分

2.5合目まではそこまで比較的緩やかな登りが続きます。植生も多く緑の中を進む感じですね。

2.5合目からは旧道と新道の2つの道に分かれます。旧道は眺望の良い露岩帯で新道は緑に覆われたコースです。今回は登りが新道を通り、帰りは旧道を通りました。登るごとに植生が徐々に変わり、見晴らしも良くなっていくので進むごとに楽しみがありました。

8合目には山小屋や休憩スペースがありそこでお昼休憩。山で食べるカップラーメンっていつもより美味しく感じますね。

清水

そこから山頂まではあと少し、山頂外輪手前の道が傾斜がキツく、ガレとなっているので中々ここがキツい。ただここを乗り切れば山頂までもう少しなので頑張れました。そしてなんとか登頂成功。

岩手山頂上

この日は生憎の雨模様で360°の大パノラマは見ることができませんでしたが、紅葉が進み色付く山の姿や晴れ間が見えた時にちらっと見えた雲海がとても綺麗でした。濃い霧?雲?の中にいるのも幻想的でまた良かったですし。また、自分の足で登り切った達成感はハンパなかったです。次回登るときは天気が良いことを祈り、絶景といわれる360°の大パノラマを見てみたいと思います。

霧の道 紅葉 紅葉 雲海

実際に下山までの所要時間は以下の通りです。

馬返し登山口から8合目山小屋 約4時間
昼休憩 約1時間
8合目山小屋から山頂間の往復 約1時間
8合目山小屋から馬返し登山口 約3時間
合計 約9時間

 

登山初心者の自分でしたが、所々できちんと休憩を挟み余裕を持って登山を行うことができました。登った皆さんと楽しみながら登れ、登山でしか見れないような景色を堪能でき、新しい楽しみを発見。また挑戦したいと思います!

岩手山 馬返し登山口 基本情報

住所 岩手県滝沢市岩手山馬返し登山口
アクセス 【車で】盛岡駅~馬返し登山口 約30分 滝沢IC~馬返し登山口 約15分

馬返し登山口には、約100台ほど停められる駐車場があります。また、休憩所やトイレ、水場、キャンプ場もあり利用しやすい場所となっています。

岩手山には馬返し登山口を起点とした柳沢コースを含めて全部で7つのコースがあります。入山ルートと下山ルートを組み合わせて様々なタイプの登山を行うのも楽しそうです。