written by Ryohei Endo

【一関】栗駒山とは? 紅葉の名所!「神の絨毯」と称される絶景を楽しもう!

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おばんですryoです!

秋深まり様々な場所で美しく色付く紅葉が見られるようになってきました。秋は様々な色彩が見られる美しい季節ですね。

今日は、そんな紅葉の名所として知られる「栗駒山」を紹介します。「神の絨毯」とも称される山全体が色付く紅葉は圧巻です。

栗駒山とは?

栗駒山とは?

栗駒山」は、岩手県一関市、宮城県栗原市、秋田県湯沢市、東成瀬村の3県にまたがる標高1,626mの成層活火山です。山名の由来は、春に山上に現れる駒形(馬形)の残雪を種まきの目安にしていたことからとされる。その地方によってそれぞれ呼び名があり、一関市では「須川岳」とも呼ばれています。

古来より複数回の火山活動で形成された栗駒山は、栗駒国定公園や栗駒山・栃ヶ森周辺森林生態系保護地域に指定されている。「花の百名山」としても知られ、約150種類もの高山植物が群生し、それらが織りなす豊かな自然の景色は絶景です。その美しい景観からか「奥羽山脈の女王」と呼ばれることもあります。

そんな栗駒山で最も人気がある季節が秋です。9月下旬から10月上旬にかけて山腹は黄金色や燃えるような紅色に染め上げられます。「神の絨毯」とも称されるその美しい紅葉は多くの方を魅了する絶景であり、それを求めて毎年多くの登山者が訪れている。そんな紅葉が今まさに見頃を迎えています!

栗駒山に関してはこちらも⬇️

栗駒山の中腹に広がる須川高原!須川の魅力に迫る!

一関市には岩手、秋田、宮城の3県にまたがる標高1,626mの名峰「栗駒山」があります。その岩手県側は「須川岳」や「須川」と呼ばれ、中腹には自然豊かな須川高原が広がり温泉や美しい景色を楽しめる場所として有名です。そんな須川の魅力について紹介しています。

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紅葉の名所!「神の絨毯」と称される絶景を楽しもう!

紅葉の名所!「神の絨毯」と称される絶景を楽しもう!

今まさに見頃を迎えている栗駒山の紅葉。10月6日に実際に登山をしてきましたので所要時間などを紹介します。

栗駒山には9本の登山ルート(現在その内の一本は火山性ガス濃度が高いため通行不可)があり、今回は須川ルートを利用しました。須川温泉から始まる須川ルートは、本来途中で昭和湖を通るルートと産沼経由する自然観察路ルートに分岐します。しかし、現在昭和湖付近の火山性ガス濃度が高いためそのルートは通行不可、自然観察路ルートでの登頂になります。

このルートは比較的に初心者の方でも利用しやすいコースなっています。登山道は岩場はあまり多くなく、地面は土の部分が多く比較的歩きやすいと感じました。しかし、自分が登山を行った日は前日や朝の雨で地面がぬかるんでいて滑りやすくなっている部分がありました。また、ルート前半に小さな沢を2つ渡る場所がありますので登りやすいコースではありますが、服装や滑りにくいトレッキングシューズなど装備はキチンとした方が良いです。

栗駒山山頂

今回の登山でかかった時間は下記の通りです。

須川温泉から山頂まで 約1時間半
山頂から須川温泉まで 約2時間
合計 3時間半

登頂時は短い休憩を挟みながらスイスイと登り、下山時は景色を眺めたり、写真を撮ったり、すれ違う方とお話ししたりとゆっくり下山しました。体力や休憩の仕方などによっても違いはあると思いますが、全体を通して4時間~6時間あれば余裕のある登山ができると思います。

前回の岩手山に続いての登山になった栗駒山。日常の生活では晴れ男である自分ですが、山になると雨男になるのかこの日も生憎の天気でした。泣 それでも山全体が色付く栗駒山の紅葉は見事なものです。登山道のすぐ脇でも紅葉が美しく、後半天気が回復してきた際に広がった景色は圧巻でした。すれ違った方にお話を聞いた際も「本当に綺麗な紅葉だね!中々こんな名所もないよ」とおっしゃっていました。

紅葉 紅葉 紅葉 紅葉 紅葉

身近にこんな紅葉の絶景スポットがあるのはなんだか誇らしいですね。栗駒山の美しい紅葉はまだもう少し楽しめそうです。

登山に行かれる際は、栗駒山の自然保護に配慮するなど登山のルールやマナーを守ってみなさんが楽しく紅葉を観れるようにしましょう。

須川ルート 基本情報

須川ルート 基本情報
住所 〒021-0101 岩手県一関市厳美町祭畤山国有林46 林班ト
アクセス 【車で】一関IC ~ 須川高原温泉 約1時間

須川ルートの入り口は、須川温泉建物と露天風呂の間を進んだ場所にあります。大きい駐車場や公衆トイレなどの施設もあり利用しやすいです。また、下山後には名湯と言われている須川温泉での日帰り入浴や宿泊もできますのでそちらもぜひ楽しんでみてください!