written by Ryohei Endo

【一関】龍神穴滝とは? 丸みを帯びた岩盤に囲まれた滝壺に注ぎ込む流水!

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おばんですryoです!

気温差が大きくなり始め、朝方靄がかかる日も増えてきましたね。快晴で清々しい朝も良いですが、少し靄がかり幻想的な朝も良いですよね! ただ、季節の変わり目や気温差が大きい時は体調やカラダのバランスを崩しやすいのでお風呂にゆっくり浸かるなど体調管理に気をつけましょう。

さて今日紹介するのは一関市厳美にある「龍神穴滝」です。侵食によって丸みを帯びた岩肌とそのそびえ立つ岩壁に囲まれた広い滝壺が特徴的な滝を紹介します。

龍神穴滝とは?

龍神穴滝とは?

一関を代表する名勝「厳美渓」から「神の絨毯」とも称さる紅葉の名所「栗駒山」の道中には豊かな自然が広がり、ドライブスポットとしても人気があります。その途中、厳美渓と人気のアイスクリーム店「ポラーノ」の中ほど、小猪岡川と磐井川の合流する地点にあるのが「龍神穴滝」です。

あまり知名度が高くないこの滝ですが、侵食により丸みを帯びた岩盤が滝壺を囲み開けた空間を持っており、一関にある他の滝とは少し異なる特徴を持っています。

滝の落差は約8mほど、流れ落ちる水量は多いとは言えないが、春の雪解け時や雨が続き増水した時には迫力ある光景が見れそう。開けた滝壺とそれを囲む岩肌が独特の雰囲気を醸し出しています。

丸みを帯びた岩盤が囲む滝壺に注ぎ込む流水!

丸みを帯びた岩盤が囲む滝壺に注ぎ込む流水!

広い滝壺とそれを囲むようにそびえる丸みを帯びた岩肌が特徴的な龍神穴滝。このBlogでもいくつか紹介していますが、自然豊かな一関には様々な滝がありますね。水辺が好きな自分にとっては嬉しいことです。

龍神穴滝は一関市にある他の滝とは少し違った雰囲気を持っています。滝自体は決して大きくないものの、円形の開けた滝壺と侵食によって滑らかに削られた岩肌が迫力ある景観を形成しています。崩壊した巨石や岩肌に生える苔や周りの木々の緑がその景観にアクセントを加えている。

滝の前方には崩壊した巨石がいくつもあることから、もしかしたら昔は穴滝の名の通り滝壺全体が岩壁で囲まれていたのかもしれません。そうだったとするならその姿はより壮大だったでしょう。

そんなことを考えると今ある自然の景観もこの先変わってしまうのかもしれません。今あるものを当たり前と思わず大切にしていかなければならないと、龍神穴滝の雰囲気はある景観を眺めながら思いました。

龍神穴滝 基本情報

龍神穴滝 基本情報
住所 岩手県一関市厳美町山谷地内
アクセス 【車で】一関IC~龍神穴滝 約10分 厳美渓~龍神穴滝 約5分

龍神穴滝は、磐井川にかかる橋を渡ってすぐの道路脇に龍神穴滝へと降りていく道があります。あまり整備されておらず、滝周辺は苔などにより滑りやすくなっていますのでご注意下さい。