written by Ryohei Endo

‘ひゃっこ水’とも呼ばれた名水!一関「須川岳秘水ぶなの恵み」とは?

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おばんですryoです!

マニラでの語学留学から戻ってきて、本格的にBlogを始めてから3ヶ月が経ちました。皆さんのお陰様でこの期間毎日更新を続けることができています。これからも岩手の魅力を知ってもらうべく、更新を続けていきますね。

さて昨日は須川の魅力を紹介しました。実は須川高原の道中には、美味しい湧き水があるんです。

須川について詳しくはこちら↓

栗駒山の中腹に広がる須川高原!須川の魅力に迫る!

一関市には岩手、秋田、宮城の3県にまたがる標高1,626mの名峰「栗駒山」があります。その岩手県側は「須川岳」や「須川」と呼ばれ、中腹には自然豊かな須川高原が広がり温泉や美しい景色を楽しめる場所として有名です。そんな須川の魅力について紹介しています。

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今日は、平成の名水100選一つでもある「須川岳秘水ぶなの恵み」について紹介していきます。

須川岳秘水ぶなの恵みとは?

須川岳秘水ぶなの恵みとは?

栗駒山は豊かな自然の恵みを受け、美味しい湧き水が湧く場所がたくさんあります。

その中で「須川岳秘水ぶなの恵み」は、「平成の名水100選」に選ばれた名水です。

徳川時代から湯治場として親しまれていた須川岳には、湯治客の荷物や客自身を背負い登山道を駆けた強力(ごうりき)達が居たそうです。その強力達の喉を潤した名水’ひゃっこ水‘がぶなの恵みの由来となっています。

長年発見されていませんでしたが、この地域に伝わる伝説をもとにしたところ、平成12年に発見されました。2008年に起きた「岩手・宮城内陸地震」で壊滅的な被害を受けましたが、今の場所に水のみ場として整備され記念碑も建てられています。

ここの水は、まろやかで口あたりが良いのが特徴です。須川高原への道中にあり、この水を汲みに多くの方が訪れる場所となっています。

須川岳秘水ぶなの恵みはどこにある?

住所 〒021-0101 岩手県一関市厳美町
アクセス 【車で】一関IC ~ 須川岳秘水ぶなの恵み 約40分

 

須川岳秘水ぶなの恵みは、須川高原へ向かう道中にあります。ドライブの途中によることもできますのでぜひ立ち寄ってみて下さい。

道路は狭くなっている部分もありますので、対向車が来た場合譲り合いながら安全運転をお願いします。

‘ひゃっこ水’とも呼ばれた伝説の名水!須川岳秘水ぶなの恵みで喉を潤す!

一関方面から真湯キャンプ場を少し過ぎ少し経つと左手に「須川岳秘水ぶなの恵み」が見えてきます。一本道で少し開けた場所にあるので見落とすことはないでしょう。

NPO法人「須川の自然を考える会」によって整備され水のみ場は綺麗に整備され、駐車場も10台ほど停めることができます。

水汲み場

この場所は冬季通行止めになってしまうので、期間限定で綺麗な水を楽しめる場所です。竹筒や中央の龍の銅像の口から澄んだ湧き水がこれでもかと湧き出しています。

竹筒

本当に綺麗な水がある場所って爽やかで良いですよね。湧き出した水が、地面の窪みに溜まった場所を見てみるとその透明度が分かります。清々しいほど透き通り、無色透明です。

名水 名水2

この場所の水はとても美味しいことでも有名で、多くの方がこの水を汲みに訪れます。自分も飲んでみましたが、まろやかで舌触りが良く、甘さを感じる美味しい水です。由来の’ひゃっこ水’の名前の通り冷たく、暑い日や運動後に飲んだら最高でしょうね。ちなみに’ひゃっこ‘は、この辺りの方言で’冷たい‘という意味があります。

美味しい水

生水ですので少し気になるという方は、ごはんやコーヒーを淹れる際に利用すると普段と違った美味しさを安心して堪能できますよ。自分もペットボトルに汲んで持ち帰り、コーヒーをこの水で淹れましたがとても美味しかったです。

この水を汲みに多くの方が訪れるのはもちろん、須川高原への道中にありドライブ中この場所で少し休憩をとっても良いと思います。喉を潤すのはもちろん、眺めているだけでも爽やかな気分を味わえますよ。

ぜひ名水「須川岳秘水ぶなの恵み」に訪れてみてください!