written by Ryohei Endo

広がる光景はまるで「銀河鉄道の夜」⁉︎ 遠野にある「めがね橋」とは?

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おばんですryoです!

みなさん宮沢賢治の童話「銀河鉄道の夜」を知っていますか?

宮沢賢治は岩手県を代表する童話作家、詩人です。代表作には「春と修羅」、「注文の多い料理店」などがあり、多くの素晴らしい作品を残しています。

そんな宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」の原風景を連想させるような場所があります。それが岩手県遠野市宮守町にある「めがね橋」です。

今日は、めがね橋について紹介していきます。

めがね橋とは?

めがね橋とは?

JR釜石線が通る「宮守川橋梁」は、遠野市内を流れる宮守川に架かる半円が五つ連なるアーチ橋です。その形から通称「めがね橋」と呼ばれています。

JR釜石線の前身である「岩手軽便鉄道」は、宮沢賢治の童話「銀河鉄道の夜」のモチーフになったとされています。

昭和18年に改修され現在の形となっためがね橋は、レトロな外観やライトアップされた幻想的な姿が「銀河鉄道の夜」の原風景を連想させ、遠野市のシンボル的な景観として親しまれています。

平成21年4月には、恋人の聖地として認定されました。

通年を通して夕暮れから22:00までライトアップがされ、幻想的な光景を楽しむことができます。

めがね橋はどこにあるの?

めがね橋はどこにあるの?

めがね橋は、岩手県遠野市宮守町下宮守30−37−1にあります。最寄りの駅はJR釜石線 宮守駅になります。車で行かれる際は、道の駅みやもりを目印にすると分かりやすいと思います。

車で 花巻南IC〜めがね橋 約40分
電車で 新花巻駅〜宮守駅 JR釜石線 約30分 時刻表はこちらから

めがね橋自体には駐車場はありませんので、道の駅みやもりの駐車場をご利用ください。

広がる光景はまるで「銀河鉄道の夜」⁉︎

銀河鉄道の夜の原風景を連想させると言われるめがね橋ですが、実際どんな光景を見ることができるのか写真をとってきたので紹介します。

まず昼間のめがね橋の写真から⬇️

めがね橋(昼)

昼間でもめがね橋のレトロな外観は趣があり、どことなく迫力があります。

まためがね橋は、SLの撮影スポットとしても有名です。運行カレンダーで決められた土日祝にSLが主に1日1本運行され、めがね橋を通ります。

趣あるめがね橋の上を、SLが通る姿は正に「銀河鉄道の夜」を連想させますね。

めがね橋を通るSLを撮りたい、SLに乗りたいという方は、JR東日本のSL銀河のHPで運行情報や時刻表などをご確認ください。

続いてライトアップ後のめがね橋の写真です⬇️

めがね橋(ライトアップ)

昼間とは打って変わって、幻想的な光景が広がります。

橋のライトアップだけでも綺麗ですが、列車が通るとさらに幻想的な光景に拍車をかけます。

めがね橋(列車)

JR釜石線の列車は約1時間に1本めがね橋を通過します。ライトアップされためがね橋と列車を撮りたいという方はJR釜石線の時刻表をご確認下さい。

ちなみに余談ですが、自分は最初考えていた時間の列車の通過にめがね橋に到着せず、次の列車の通過は写真を撮るのを失敗し、3度目の正直でめがね橋と列車の写真を撮ることができました。笑 事前準備の大事さを痛感しました。

めがね橋周辺は少し歩けるようになっていますので、様々な角度からめがね橋を眺めることもできます。

めがね橋では「銀河鉄道の夜」を連想させるような、幻想的な光景を見ることができました。

ぜひ興味のある方は、訪れてみて下さい♪