広がる光景は「極楽浄土」のごとし!岩手県宮古市「浄土ヶ浜」とは?
おばんですryoです!
早いもので2月も終わり、昨日から3月が始まりましたね。
本当に時間の過ぎるのは早いですね、1日1日を大事にしていきたいです。
さぁ今日は、また自分のお気に入りのスポットを紹介したいと思います。
岩手県宮古市にある「浄土ヶ浜」では、まるで「極楽浄土」のような美しい景色を見ることができます。
日々の忙しい日々を忘れて、海を眺めているだけでも気分がスッキリと場所です。
浄土ヶ浜とは?

三陸復興国立公園として三陸を代表する景勝地である「浄土ヶ浜」は、国指定名称並びに日本の海水浴場百選に選ばれています。
浄土ヶ浜の名称は、約300年前に宮古山常安寺七世の霊鏡和尚が「さながら極楽浄土のごとし」と感嘆したことから名付けられたと言われています。
岩手を代表する童話作家および詩人の宮沢賢治も1917年7月に浄土ヶ浜を訪れ「うるはしの海のビロード昆布らは寂光のはまに敷かれひかりぬ」という歌を読んでいます。
今から約5200万年前の古第三紀に形成された火山岩からなる白い岩石と小石によって入江が作られており、外界から隔たれているので波も穏やかです。
また岩の上には、岩手県の県の木である「ナンブアカマツ」などの常緑樹が植生しており、白い岩や海の美しい青色などと合わさり日本庭園のような光景を見ることができます。
海も透明で綺麗なことから海水浴シーズンには、多くの観光客の方で賑わいます。浄土ヶ浜には砂浜がなく、白く美しい小石によって浜が形成されています。

波が穏やかなこともあり、水切りをして遊ぶこともできます。ただ海水浴客で賑わっている時は危険ですので止めて下さいね。
穏やかな海や美しい景観を眺めているだけでも、日々の喧騒を忘れて落ち着けるようなそんな場所です。
開けた場所になっているので夜に波の音を聞きながら、星空を眺めて見ても綺麗だと思います。
何回か自分も行っていますが、お気に入りの場所の1つです。
浄土ヶ浜はどこにある?

浄土ヶ浜基本情報⬇️
住所 | 〒027-0001 岩手県宮古市日立浜町32 |
駐車場 | 第1駐車場、第2駐車場、第3駐車場あり |
アクセス | 【車で】盛岡IC〜浄土ヶ浜 約2時間 【バスで】宮古駅〜奥浄土ヶ浜 約20分 |
浄土ヶ浜のある宮古市は、水産業が栄えており三陸沿岸の豊富な海鮮資源を有しています。名産品として鮭、いくら、ウニ、アワビ、毛ガニ、ワカメなどが上げられ、特に鮭の水揚げは全国屈指です。
浄土ヶ浜を訪れたら、美味しい宮古の海産物も一緒に楽しんでみて下さい。
青の洞窟が浄土ヶ浜で見れる!?

浄土ヶ浜には、「青の洞窟」と呼ばれる場所がありさっぱ船での遊覧を楽しむことができます。
「八戸穴」と呼ばれるこの洞窟は、昔、この洞窟に入った犬が数年後に青森県の八戸で見つかったという伝説から名付けられました。
洞窟の入り口から差し込む太陽光に透明な海水が美しく青く輝くことから、陸中の青の洞窟と呼ばれるようになったそうです。
洞窟内では、マリンブルーやエメラルドグリーの水面が広がり、透明度も高く魚の泳ぐ姿も見ることができます。

季節や天候、時間帯などの気象条件によって変化し、毎回違う青の洞窟の姿を見せてくれます。
午前中の早い時間帯に訪れた方が、美しい色合いに出会える可能性が高いとのことです。
ちなみに洞窟最奥より潮を吹くことがあり、これを見れた人は幸せになると言われています。
遊覧は青の洞窟だけでなく浄土ヶ浜内湾の案内もしてくれ、飛んでいるカモメ達に餌やりもすることができますよ。
浄土ヶ浜に訪れた際は、青の洞窟も一緒に楽しんでみてはいかがでしょうか?
青の洞窟基本情報⬇️
遊覧ツアー運営 | 浄土ヶ浜マリンハウス |
営業時間 | 8:30〜17:00 |
営業期間 | 3月〜11月(冬季期間は休業) |
定休日 | 無休(冬季期間を除く) |
料金 | お一人様 1,500円 |
所要時間 | 20分 |
予約の可否 | 事前予約不可 |