【みちのくあじさい園】日本一のあじさい園で梅雨の風物詩を楽しもう!見所や2021年の開催期間は?
東北地方も梅雨入りし、本格的な夏を前に梅雨らしい天気が続いていますね。
雨が続き湿度も高いしっとりとした梅雨時期の風物詩と言えば「あじさい」。紫や青、ピンクなど彩鮮やかな花を咲かせ、梅雨の風情ある景色との相性も抜群です。
岩手県一関市にはそんな梅雨の風物詩であるあじさいが見事に咲き誇る場所があるのをご存知でしょうか?今日はまもなくあじさいの見頃を迎える日本一のあじさい園「みちのくあじさい園」を紹介します。
みちのくあじさい園とは?

岩手県一関市舞川地区にある「みちのくあじさい園」は日本あじさい協会認定の「日本一のあじさい園」として知られ、時期になると約15haの杉山の中に美しいアジサイが咲き誇ります。
ヤマアジサイを始めとした、エゾアジサイ、タマアジサイ、西洋アジサイなど約400種4万株のアジサイが園内を色付け、その原種品種数は日本有数です。
みちのくあじさい園は、山林を所有する伊藤さんが林業に取り組む傍ら、1983年からアジサイの植栽を始め、年々種類と数を増やしながら1997年にオープンしました。年々知名度を高め、全国から多くの愛好家の方が訪れています。
また、テレビ番組「マツコの知らない世界」でも取り上げられたことでも有名です。ご覧になった方も多いのではないでしょうか?
みちのくあじさい園の見所は?
日本有数の品種数!園内を彩る4万株のあじさい

みちのくあじさい園の見所は、何と言っても広大な杉山に咲き誇る多種多様なあじさいです。約400種類4万株のあじさいが彩る景色は訪れた人を魅了します。


斜面に染め上げるあじさいを楽しみながら園内を下っていくと開けた場所に広がるのが「あじさい畑」。まるであじさいの絨毯を敷いたかのような美しい景色をぜひご覧になってみて下さい。

園内には「くれないコース」、「奥姫コース」、「健脚コース」3つのコースがあり、木々に囲まれた中を森林浴をしながらあじさいの美しい姿を楽しめるのも魅力の一つ。少し歩くのはキツイという方には予約制にはなりますがカートの運行もあるそうです。

あじさいの開花は早咲きのアジサイから見頃を迎え、徐々に遅咲きの西洋アジサイが色付き始めます。2020年ですと開催開始日で早咲きのアジサイが8割型見頃を迎えており、西洋あじさいはまだまだこれからという状況でした。その年によって開花の状況は違うと思いますが参考までにどうぞ。
限られた期間にしか見れない⁉︎水面を彩る無数のあじさい「あじさいの池」!

みちのくあじさい園のもう一つの見所は園内にある池をあじさいが彩る「あじさいの池」です。このあじさい池が見れるのは見頃の本当に終わりの限られた期間だけ。

終わり際の本当に限られた期間に見れるこの絶景、園内を彩っていたあじさいを園内にある小さな池に浮かべます。色とりどりのあじさいが池を染め上げているその光景は息をのむほど美しいです。
もちろん普通に咲いてるアジサイも美しいですが、水面に浮いているアジサイもまた違った美しさがあります。ぷかぷかと水面に浮かぶアジサイは、爽やかさがあり風情ある光景は多くの人々を魅了してくれます。
今年あじさい池が見れるのは7月20日〜7月25日(都合により変更あり)となっています。ぜひこの絶景をご覧になってみて下さい。
みちのくあじさい園 基本情報

住所 | 岩手県一関市舞川字原沢111 |
あじさいの見頃 | 2021年6月26日~2020年7月25日 あじさいの池:2021年7月20日~2020年7月25日(都合により変更あり) |
開園時間 | 9:00~17:00(最終入園16:30) |
入園料 | 大人:1,000円 小人:200円 予約制のカート:1人700円 |
アクセス | 【車で】一関IC ~ みちのくあじさい園 約25分 【バスで】一ノ関駅 ~ 水上バス停(摺沢・猊鼻渓行きバス 約32分) ~ みちのくあじさい園(徒歩 約20分) ※期間中、土日祝のみ水上バス停~みちのくあじさい園までシャトルバス運行。 |