広がる光景はまるでピンクの絨毯を敷いたかのよう!個人が管理する上有住の「ナデシコ園」とは?
おばんですryoです!
梅雨の合間の晴れ間が広がった昨日とは打って変わって梅雨空の岩手県。昔は雨が嫌いでしたが、今はその情緒ある光景も好きになってきました。
さて今日紹介するのは、住田町上有住にあるナデシコ園です。
里山の風景が広がる上有住で、初夏の風物詩として一際目を引く美しい光景が広がっています。
上有住のナデシコ園とは?

山間に透明度の高い川や多くの水田があり、自然豊かな里山の風景が広がる住田町上有住。以前紹介した「滝観洞」もこの地区にあります。
そんな里山の風景にあって初夏の風物詩として一際目を引くのが今回紹介する「ナデシコ園」です。約15アールほどの場所にピンク色のナデシコがたくさんの花をつけ、その光景はまるでピンク色の絨毯を敷いているかのよう。里山の緑に映えて、その光景はより美しく感じます。
このナデシコ園は使われなくなった水田を利用して、なんと個人が栽培、管理を行なっているんです。約20年前から徐々に株を増やし、夫婦2人で草取りなどの手入れ行うことで現在の美しいナデシコ園になりました。
まるでピンク色の絨毯を敷いているかのような美しい光景!

梅雨の合間の気持ち良い青空が広がった昨日ラベンダー園にお邪魔しました。ナデシコ園は民家の裏手にあり、自由に見学が可能です。
山間の田園風景が広がる中、ピンク色に色付くナデシコの花々は一際視線を集め、美しい光景を楽しませてくれます。風にさらさらと揺られ、一面をピンクに染めるナデシコの光景は、まさしくピンク色の絨毯と言う言葉がピッタリでしょう!
雑草もあまり生えていないことから、キチンと手入れがされていることは一目瞭然、花の配置にも工夫がされているの感じました。
大きいナデシコ園ではありませんが、夫婦の愛情が込められたこの光景は見応え抜群です。側には川が流れていて、川のせせらぎが聞こえてくるのも雰囲気をより良くしてくれています。
少し残念だったのは見頃も終わりに近づいていることでした。それでも綺麗なことに変わりないですが、満開ならこの光景がより圧巻なのは簡単に想像できます。次は満開の時期に来たいです。
まだもう少しの期間ナデシコの美しい光景は楽しめると思いますので、お近くの方はお急ぎ下さい。
来年もまた美しいナデシコの花を咲かせてくれることを願っています。最後に補足情報としてナデシコの花言葉は、「大胆」、「純愛」、「貞節」みたいです。
ナデシコ園はどこにあるの?

住所 | 岩手県気仙郡住田町上有住和野地区 |
アクセス | 【車で】水沢~天獄自治公民館 約1時間15分 住田町役場~天獄自治公民館 約20分 |
このナデシコ園があるのは住田町上有住和の野です。目印は近くにある天獄自治公民館になります。駐車場もこの公民館になり、路上駐車は禁止となっていますのでご注意下さい。また、ナデシコ園は見学自由ですが、お家の裏手になりますので見学の際は節度ある行動をお願いします。皆さんで気持ちよく見学を楽しみましょう。
①里山の風景画広がる上有住の初夏の風物詩 |
②夫婦2人で管理している |
③その美しい光景はまるでピンクの絨毯を敷いたかのよう |