【一関】藤壺の滝とは?藤原秀衡公ゆかりの金山址!滝と周囲の自然が織りなす景色を楽しめる!
おばんですryoです!
一関市はかつて奥州藤原氏が栄えた平泉から近いこともあり、奥州藤原氏ゆかりの場所や伝説が数々残されています。一関市東山町矢ノ森地域にある「矢ノ森八景」もその一つです。
今日はそんな矢ノ森八景の一つである「藤壺の滝」を紹介します。藤の花の名所としても知られ、美しい滝の姿と辺りの自然が織りなす景色を楽しめます!
藤壺の滝とは?

一関市東山町矢ノ森地域には、奥州藤原氏にまつわる史跡が数々残されています。その中でも8つの重要史跡は「矢ノ森八景」とされ、地域の人々の手により守られ語り継がれてきました。
「藤壺の滝」もその一つ。周辺に咲く藤の花と滝壺の美しい光景からその名がつけられました。6月に見頃を迎える藤の花と清らかで美しい滝の姿は見応え抜群です。
また、藤壷の滝は藤原秀衡公ゆかりの金山址であり、滝のすぐ横にはかつて金を掘り出したといわれる坑道が残されています。
その他の矢ノ森八景
- 曽我寺址
秀衡公時代庶民の拠り所として栄えた駆け込み寺
- 八枚
黄金八枚が産したところ。又は実り良い黄金色つく山田八枚
- 湯場
義経公が野駆けの折々に愛用したところでもあり、金掘り人夫や馬などが湯がわりに手足を洗い、身を浸したところ
- 九郎森
源九郎半官義経公が野駆けした山、束稲山と共に歴史の名山
- 頼朝の墓
清和源氏の末裔が土着し頼朝公を慕って建てたと伝えられる墓そばに市指定の大いちょうあり
- 天皇さま
江戸期の創建で京都八坂より歓進したと伝わる
- 切支丹処刑場
江戸期の隠れキリシタン信者が処刑されたところとその墓地

藤原秀衡公ゆかりの金山址!滝と周囲の自然が織りなす景色を楽しめる!

藤原秀衡公ゆかりの金山址である藤壺の滝。決して大きな滝ではありませんが、流れる水量は多く迫力ある景色を楽しめます。滝のすぐ間近まで行くことができるので、より近くで美しい滝の姿を眺められます。行ったこの日は、梅雨時期で水量はさらに増えており、その光景はより迫力がありました。
辺りも緑豊かでとても落ち着く雰囲気が漂っています。今年は時期を逃してしまいましたが、藤壺の滝周辺は藤の花の名所としても有名です。この景色に緑豊かな景色にアクセントを加える藤の花も見てみたいですね。
滝壺のすぐ脇にはかつて金を掘り出したといわれる坑道が残されています。中にも入ることができるんですが、この日は滝の水量が多く坑道の中にも水が流れ込んでいて中には入れませんでした。もしかしたら水量が少ない日でも長靴は必要かもしれません。
入口から中を眺めてみましたが、自然の不気味さを感じるというか少し怖さもありました。ただ怖いもの見たさというか、次回入れそうだったら中の様子も見てみたいと思います。
滝周辺に漂うマイナスイオンをたっぷりと浴びながら、藤壺の滝と周囲の自然が織りなす景色を楽しみました!
藤壺の滝はどこにある?
住所 | 岩手県一関市東山町田河津字矢ノ森地区 |
アクセス | 【車で】一関IC~藤壺の滝 約30分 |
①奥州藤原氏ゆかりの「矢ノ森八景」の一つ |
②藤原秀衡公ゆかりの金山址であり、藤の花の名所としても知られる |
③美しい滝の姿と辺りの自然が織りなす景色が楽しめる |