【一関】山吹棚田とは? 守り受け継がれてきた「北限の棚田」は日本の原風景を今に残す!
おばんですryoです!
一関市大東町大原は、毎年2月の厳寒の中で開催される天下の奇祭「大原水かけ祭り」が行われる場所としても知られています。
そんな大原山吹地区には、「北限の棚田」とも呼ばれる日本の原風景を感じれる場所があります。今日は「山吹棚田」を紹介します!
「日本棚田百選」にも認定された山吹棚田が織りなすどことなくホッとするような景色をぜひご覧ください。
山吹棚田とは?

一関市大東町大原山吹地区に広がる「山吹棚田」は、かつてこの地域を治めていた大原千葉氏の居城「山吹城」の跡地からも近い山裾およそ2haの斜面に約40枚の水田が並ぶ棚田です。山吹集落の農家さん方が協力して大切に守り続けている同棚田は、平成11年(1999)に農林水産大臣が認定する「日本棚田百選」に認定されました。加えて百選内中最も北に位置する棚田であることから「北限の棚田」とも呼ばれています。
四季を通じて棚田の風景の移り変わりを感じれるほか、春には「ヤマブキ」が咲き誇りその風景に彩りを加える。里山の魅力がたっぷりと詰まった場所です。
守り受け継がれてきた「北限の棚田」は日本の原風景を今に残す!

大原山吹地区の山裾の開けた斜面を利用した山吹棚田。豊かな棚田の風景はもちろん、眼下には大原の町並み、そして遠くには霊峰「室根山」を望むことができます。

先日訪れた時には稲穂が実りを首を垂れていました。日に日に涼しさが増して秋らしさを感じる様になり、いよいよ収穫の時期の訪れですね。稲刈りを始めてた所も見受けられる様になってきたので、山吹棚田でも稲刈りが始まったでしょうかね。
風にゆらゆらと揺れる稲穂はまさしく金色の絨毯のように見えます。それだけでも魅力的だが、そこに里山の豊かな自然の景色と壮大な室根山が加わるとより美しさが増し、まるで名画を見ているかのようです。
守り受け継がれてきたこの素晴らしい光景はまさしく「日本の原風景」といっても過言はないと思います。意外と絶景は身近にもあるのかも知れませんね。時代の流れが早く変化が激しい現代にあっても、このような懐かしさや気持ちがホッとする光景が大切にされ、残されていけばと思います。
山吹棚田 基本情報

住所 | 岩手県一関市大東町大原字山吹 |
アクセス | 【車で】一関IC~山吹棚田 約55分 |